Momento Serverless cacheをブラウザからお手軽に体験できます
こんにちは、CX事業本部 Delivery部の若槻です。
今回は、Momento Serverless cacheをブラウザからお手軽に体験してみました。
Momentoとは
サーバーレスキャッシュサービスであるMomentoを使用すると、アプリケーションインフラに高速なデータキャッシュ機能を簡単に実装可能です。次のような用途やサービスで利用できます。
- データベース
- Amazon DynamoDB
- Amazon Aurora Serverless v2
- Google CloudSQL
- Google Cloud Datastore
- PostgreSQL、Mongo、
- オブジェクトストア
- AWS S3
- Google Cloud Storage
- サーバーレスアプリ
- AWS Lambda
- Google Cloud Functions
- Google Cloud Run
- 機械学習
- MLトレーニング
- MLモデリング
- オンラインフィーチャーストア
- MLワークフロー
構成例です。サーバーレスアプリケーションで次のようにAWS Lambda FunctionからアクセスするAmazon DynamoDB Tableにキャッシュレイヤーを設けることができます。 公式GitHubより引用
試してみた
momentoは下記よりブラウザだけで無料で試すことができます。
サンドボックス用のDockerコンテナに構築されたMomentoキャッシュをCLIで体験できます。
[Launch]をクリック。
[Start]をクリック。
まずmomentoのサインアップdえす。この時にクラウドと地域を選択します。
momento account signup aws \ --region ap-northeast-1 \ --email <TYPE_YOUR_EMAIL_HERE>
現在、クラウドはAWSとGoogle Cloudの2つから選択可能です。
またAWSの地域は次の4つから選択可能です。
- us-west-2
- us-east-1
- ap-south-1
- ap-northeast-1
サインアップが成功したら、コマンドで指定したメールアドレスにトークンが届きます。
メールに記載されたトークンを控えます。
次にCLIのコンフィグへアカウントを設定します。Token
には先程控えたトークンを指定します。
momento configure --quick
これでdefault-cache
キャッシュが作成されます。キャッシュは、Momentoのキャッシュデータの格納領域です。
作成されたキャッシュに対して操作を行います。
cache set
コマンドでキーfoo
に値bar
を設定。
momento cache set foo bar
cache get
コマンドでキーfoo
から値を取得。
momento cache get foo
CLIコマンドを一通り試すことができました。
次に試したい
AWSでMomentを実装したサーバーレスAPIを構築できるデモです。構築されたAPIに対してアクセスを行いキャッシュの動作を確認できます。
CLIの他にも、GoやJavaなど8種類の言語のSDKが用意されています。
以上